いかり耳鼻咽喉科は東京都世田谷区梅丘の耳鼻咽喉科です

いかり耳鼻咽喉科

【診療時間】
9:00~12:00、15:00~18:00
【休診日】
木曜・日曜・祝日

診療案内

耳鼻咽喉科一般

耳・鼻・のど・くびなどの病気を診療します。
耳の痛み、鼻づまり、喉の痛みなどの一般的な症状、スギ花粉症を初めとするアレルギー性鼻炎でお困りの方、頸部のしこりなども診療の対象となります。

耳の症状

  • 聞こえが悪い
  • 耳鳴りがする
  • 耳の中が塞がっている感じがする
  • 耳が痛い
  • 耳から水が出てくる
  • 耳からにおいがする
  • 耳がかゆい
  • 耳垢が溜まっている
主な耳の病気
  • 突発性難聴
  • 加齢性難聴
  • 騒音性難聴
  • 急性中耳炎
  • 慢性中耳炎
  • 滲出性中耳炎
  • 真珠腫性中耳炎
  • 外耳道炎
  • 耳垢栓塞
  • 耳管機能異常 など

鼻の症状

  • 鼻水が続く
  • くしゃみが止らない
  • 鼻づまりがある
  • 鼻水がのどに流れる
  • 鼻の中が臭う
  • 鼻血がでる
  • においがわからない など
主な鼻の病気
  • 急性副鼻腔炎
  • 慢性副鼻腔炎
  • アレルギー性鼻炎(花粉症含む)
  • 鼻副鼻腔腫瘍
  • 鼻出血
  • 嗅覚障害など

口、のどの症状

  • のどが痛む
  • 咳がでる
  • 飲み込みにくい
  • 声がかれている
  • 声が出しにくい
  • のどの違和感・異物感がある
  • 口内炎ができる
  • 舌の痛み など
主な口、のどの病気
  • 急性咽頭炎
  • 急性喉頭炎
  • 急性扁桃炎
  • 扁桃周囲膿瘍
  • 急性喉頭蓋炎
  • 声帯ポリープ
  • 声帯結節
  • 声帯麻痺
  • 口内炎
  • 口腔癌・咽頭癌・喉頭癌 など

くびの症状

  • くび・あごが痛い
  • くび・あごが腫れている
主なくびの病気
  • 唾液腺炎(耳下腺炎、顎下腺炎)
  • 甲状腺炎
  • 唾液腺腫瘍(耳下腺腫瘍、顎下腺腫瘍など)
  • 甲状腺腫瘍
  • 頸部リンパ節炎
  • リンパ腫 など

めまい

めまいの原因には耳や脳疾患(脳梗塞、脳出血、脳腫瘍など)などがあり、60%以上は耳に原因があると言われています。
めまいの訴えは患者様によって様々で「ぐるぐるまわる」、「ふわふわする」、「くらっとする」などと表現されることがあります。また、めまいとともに「耳が聞こえにくい」、「耳が詰まる感じがする」などの症状がおこることがあります。
めまいの他に「激しい頭痛」、「手足の麻痺」、「呂律がまわらない」などの症状がある場合には脳に原因がある可能性があるため、脳神経内科や脳神経外科、救急外来の受診をご検討ください。
耳鼻咽喉科領域で生じる主なめまいの病気
  • 良性発作性頭位めまい症
  • 前庭神経炎
  • メニエール病
  • 突発性難聴 など

顔面神経麻痺

顔面神経の障害により顔を動かす筋肉が麻痺した状態を顔面神経麻痺と言います。
顔面神経麻痺の原因は中枢性と末梢性に大きく分かれます。当院では末梢性の顔面神経麻痺が診療の対象となります。
中枢性の原因は脳梗塞や脳出血、脳腫瘍などがありますが、頻度は1%以下と言われています。
末梢性の原因はウィルス性が多く、単純ヘルペスウイルス(ベル麻痺)が約60%、帯状疱疹ヘルペス(ラムゼイ・ハント症候群)が約20%を占めます。その他の原因として、中耳炎、外傷性、自己免疫疾患などがあります。
顔面神経麻痺はほとんどが片側の麻痺です。症状は「顔面が左右非対称で曲がっている」、「目がうまく閉じない」、「口元から水がこぼれる」などがあります。ラムゼイ・ハント症候群を発症した場合は顔面神経麻痺以外に耳の痛み、難聴やめまいなどが起こることがあります。
治療は副腎皮質ステロイド薬、抗ウィルス薬による薬物治療を行います。発症から日数が経過すると薬物治療の効果が弱くなるため、異常を自覚したら早めの耳鼻咽喉科受診をお勧めします。
薬物治療後に障害が高度である場合には手術が推奨される場合があります。
顔面神経麻痺になると、麻痺以外に顔面の筋肉が硬くなるなどの後遺症が出ることがあり、予防のためにリハビリテーションが重要です。リハビリテーションはご自宅で行っていただくことになります。

小児耳鼻咽喉科

小さなお子さんの場合には言葉がうまく出てこず、症状が表現できないことがあります。大人と同じような症状以外にも「耳をいじっている」、「呼んでも反応がない、聞き返しが多い」、「口で息をしている」、「食べるのが遅い」などが見られることがあります。
また、小児の患者さんの特徴として「急性中耳炎や滲出性中耳炎、副鼻腔炎になりやすい」、「耳や鼻におもちゃを入れてしまった」などがあります。
丁寧に診察することを心がけておりますが、疑問点やご相談などありましたら遠慮なくおっしゃって下さい。

アレルギー性鼻炎

アレルギー性鼻炎について

アレルギー性鼻炎はハウスダスト(ほこり)や花粉などのアレルギーの原因物質(アレルゲン)が鼻粘膜から侵入し、アレルギー反応を起こすことで鼻水・くしゃみ・鼻づまり・目のかゆみなどの症状を引き起こす病気です。 アレルギー性鼻炎の中には1年を通して症状が出る通年性アレルギーと花粉症のように特定の時期のみ症状が出る季節性アレルギーがあります。

アレルゲンの種類には例として以下のものが挙げられます。
年間を通して症状のある方 : ハウスダスト/ダニ/カビ/動物(ネコ・イヌなど)
春に症状のある方 : スギ/ヒノキ/シラカバ
初夏に症状のある方: カモガヤ/ハルガヤ
秋に症状のある方 : ブタクサ/ヨモギ

診断は問診と診察および血液検査(アレルゲンに対する抗体反応)で行います。

アレルギー性鼻炎の予防と治療

予防としてはアレルゲンとの接触を避けることが大切です。ダニやハウスダストに対しての予防には室内の清掃をこまめにする、布張りのソファーやカーペットを避けるなどの環境整備が大切です。花粉症に対しての予防にはマスクや眼鏡をつけて外出する、帰宅時に着衣や髪から花粉を落とすなど、家の中に花粉を持ち込まないことが大切です。
治療としては薬物療法と外科的治療があります。薬物療法は抗ヒスタミン薬などの内服薬や点鼻薬・点眼薬などの外用薬を使用し、多くの場合に症状を緩和させることができます。外科的治療にはレーザー治療などがありますが、当院では行えないため、総合病院へご紹介いたします。

アレルゲン免疫療法

アレルゲンを少量から体に取り入れて、体をアレルゲンに慣らし、アレルギー症状を緩和できたり、根本的に治したりできるといわれている治療法です。
アレルゲン免疫療法には薬を皮下に注射する「皮下免疫療法」と舌の下に投与する「舌下免疫療法」があります。当院ではスギおよびダニアレルギーに対する舌下免疫療法を行っています。舌下免疫療法の効果については約8割の方で症状が緩和もしくは消失するとされています。
初回治療は副作用の経過観察のため医院で行いますが、その後は問題なければ自宅で服用できます。
舌下免疫療法をお考えの患者様は詳しくご説明いたしますので、お気軽にご相談下さい。

補聴器相談

当院では、耳の聞こえの検査を行い、日常生活の不便を解消する補聴器についての相談などを行っております。補聴器の購入を検討、現在お持ちの補聴器でお悩みなどがあれば、お気軽にご相談ください。
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